冬季学連 レースレポート

1日目

1レース目

今回の学連は合宿等でいつも使わせていただいている福間海岸が会場でしたので、比較的リラックスした状態で臨むことができました。

1レース目はスタートで攻めることができず、少し出遅れました。1上、2上のアプローチとも可もなく不可もなくといった具合でしたが、下で追い越すことができず、あまり順位を伸ばすことができませんでした。最近の練習は強風が多く、漕ぎの練習をあまりしていなかったことが結果に出てしまいました。上りで他の選手を追い抜くことは難しいので、下りの練習を頑張らないといけないと痛感しました。

2レース目

2レース目のスタートは1レース目の反省を活かし、第一線に近い位置でスタートすることができました。これまでのレースの中で1番いいスタートをきれたのではないかと思います。スタートしてしばらく先頭集団が近い位置にいたので、良い順位が狙えるのではないかと思っていましたが、上っている途中で沈してしまい結局1レース目とあまり変わらない順位で終わってしまいました。2日間でほとんどしなかった沈を肝心な所でやってしまったので非常に悔やまれるレースとなりました。

3、4レース目

午前の最後の方のレースは風が落ちてしまったのですが、午後になると午前よりも少し吹いていました。しかし風の向きが安定せず、レースの途中から上ブイに向かって下る?という不思議なレースになりました。3,4レースとも下っている途中のブローを無理に耐えようとした結果、3回ほど沈することになってしまい順位を伸ばすことができませんでした。

 

2日目

5レース

体調不良で棄権してしまいました。非常に申し訳ないです。

6レース

午後から体調が回復しレースに参加しました。少しでも挽回しようという気持ちでスタートから攻めることを心がけ、スタートは今大会で二番目に良い出来でした。また、1上へのアプローチは今大会一番によく、1回のタックで回航することができました。ただ、2上のアプローチ時にギリギリを攻めたい感情を抑えられず、タックを切るタイミングを間違えてしまいました。後続の人に追い抜かれまいという焦りで、逆に追い越されてしまうという失態を犯してしまいました。

7レース目

アウターからのスタートが有利な風であることは分かっていましたが、普段スタボーのスタートしか練習していなかったことが裏目に出て、中途半端な位置からスタートすることになってしまいました。7レース目がこの日最後のレースになりそうでしたので、6レース目よりも丁寧なアプローチを心がけていましたが、3回他の艇との接触で沈してしまったことが響いて順位を落としてしまいました。

 

総括

今までのレースではまともな順位になったことがありませんでしたが、クローズの時間が長かったとはいえ順位を付けることができたことが非常に良かったと思います。ウィンドサーフィンの大会に出て初めて人と競うことができているという感覚や、レースが楽しいという感情を味わうことができました。また、余計な沈が少なかったこと、スタートやアプローチがこれまでよりも上手くいったこと、風の振れを考えながらレースをできたことが非常に嬉しい点でした。

一方で下りの漕ぎでスピードを上げられないことは今後の課題として取り組まなければならないと痛感しました。また、今まで以上に一つのミスで順位が落ちてしまうことが身にしみて分かったので、丁寧にプレイする意識を徹底していこうと思います。