laughline CUP
Av.1~2m/s Max3m/s
26指2本半、6見せ指1本

全体を通して微風レースだった。
先月のcrosson CUPで、夏前から7kg増量&練習不足が祟って酷い結果を出してしまった反省から、冬九までの1ヶ月半の期間の減量と、無微風でのパンピング、パンピングを続ける体力作りに精を燃やしていた中途での、冬九前哨戦とも言える今回のレース。crosson CUP時点より−5kgで臨むことができ、また、最近の練習では微風コンディションが多く、まさに練習の成果を出すには格好のコンディションだった。

まずスタート。微風レースはスタートが7割と頭でわかっていながらも本部艇付近からのスタートはなかなか叶わなかった。予告信号よりも前から、スタート位置の鬩ぎ合いは始まっているんだという意識を再確認した。やっぱりちゃんとブイを打って大人数スタート練習したい!強くそう思った。多くのレースに参加して学ぶことも今後も続けていたい。

上り。
リーチパンピングの感覚が随分とマシになった。5レースともに30〜40分のパンピングレースとなったが、一度もパンピングをやめることなく続けることができた。ランニングとエルゴの成果だろうか。冬九まで残り二週間強、勉強のため海にはほとんど行けない分陸上での有酸素トレーニングに励みたい。

アプローチ。
悪くなかった。少し余裕取りすぎたかな、という印象。ミスはなかった。

下り。
微風での下りの漕ぎはもともと少し得意であった。
今回も下りで何人か捲ることができた。普段の練習から沈を恐れず大きく漕ぐ練習を続けていく。

レース運び。
今回のレースは特にスタートと海面選びでほとんど勝負は決していたような印象。沖へ伸ばしていくとヘダーする感覚に早く気づき修正すべきだった。角度・艇速ともに悪くなかったと思うがどうしても長い距離走ってしまった印象がある。レースへの参加や他大学の人のアドバイスはもちろん、普段の練習から他の部員と海面の見方、レースの戦略などを話し込む必要があるなと強く感じた。一番改善すべきところ。それと同時に今直面してる壁を越えるための一番重要なファクターだと思う。すぐに改善できるものではないが、日頃から頭を使って乗るように心がける。

総括。
60人規模の大会で、冬九の前哨戦としては文句無しの大会だった。自分の課題(スタートと海面選びで)も浮き彫りになったが、成長も少しは見られたと思う。楽しい二日間だった。冬九まで二週間。もう一踏ん張り減量を続けて後2kg落として臨みたい。練習は2回しかできない分、ランニングとエルゴに力を入れてコンディションを整えていきたい。