シーガルカップレースレポート

 

時間経過とともに風が上がる予報であったため、先週の経験を生かし、28.6みせ指1本でセッティング。レース海面へ向かうとあらかた予報通りの風速であった。レース前に水田さんからお聞きした風の振れ予想を実感し、レース展開を頭に思い浮かべながら待機。

 

1レース目

ホーンが聞こえずスタートラインに並べなかった。かなり後方からのスタート。ポート有利の風だったのですぐにタックをきりポートでのぼる。ブローにも助けられギリギリを攻めることができた。1上のアプローチまで上手く繋げることができた。2上のアプローチはギリギリを攻め過ぎたことと、ブイ付近で沈した人の影響をうけ、艇速が落ち、かなりギリギリで回航。下はブローが入るとランニングでは下れずクオーターで下る。練習したことがなかったため、なかなか上手くいかずセールを落とし艇速を殺してしまった。

 

2レース目

第2線からスタート。再びポート有利であったのですぐにタックでポートへ。1上は1レース目と同じラインで上ったが、若干風が振れたことに気づかずアプローチをミス。無駄なタックが増えた。2上の時は更に風が振れた。この時、海上のブローを確認しブローを無駄なく使おうとコース取りすることを心がけた。その結果ある程度艇速も出て、1上よりもいいアプローチができた。下りは風が上がったこともありクオーターで下った。途中下ブイ、フィニッシュブイから離れすぎ、不安になりジャイブをきろうとしたがミス。ここで大きく艇速を落としてしまった。風向きがわからなくなり、ポートスタボーを迷ったこともミスの原因の一つ。

 

3.4レース目

リタイア

 

総括

上り角度は攻めることが出来たと思う。急なブローで浅くなることがあったのは反省。ブローを利用してさらに攻めた角度で上れたのは収穫。

下りはまだまだ甘い。沈しないことに精一杯でボード、セールコントロールが上手くいかなかった。上りに比べ練習量も少なく、経験不足が露呈した。レース全体としてはある程度納得している。自分が好きな上りで順位を伸ばせたことは満足している。また、ブローの判断、有効活用は以前より考えていたことができてよかった。

更なる課題としては、艇速を出しながらのアプローチ、タックの速さ、タイミング、ブローの使い方、下り方、漕ぎ方、パンピングがある。普段の練習で少しづつ改善していきたいと思っている。