2018年4/7,8 九州山口医科学生大会@鹿児島県 レースレポート   後藤純寛

今回のレースはコンディションに恵まれず、4/7はノーレース、4/8は2レースのみ実施されました。なかなか思うようなレース展開が出来なかったため、悔しい大会になりました。2レースのみですが、レースレポートを書かせていただきます。

 

1レース目 風速:3~8m/s(ガスティ) 風向:オフ(シフティ) 海面:フラット

海面がフラットだったので、ブロウラインがはっきりと見えました。ただ、ブロウラインが来る方向がバラバラで風向が頻繁に振れました。平均風速は5~6m/sでしたが、何度か激しくパンピングや漕ぎをしなければならないほど風が落ちる場面もありました。

 

スタートはアウター艇側が有利な風で、そちら側からスタートしようとしましたが少し出遅れてしまい、本部艇側からスタートを切りました。風が頻繁に振れていた影響で何度もタックを切る必要があり、考えていた以上に上手く上ることができませんでした。上手く上れない苛立ちと、先を行く集団にどんどん置いていかれていることに焦りを感じてしまい、海面がフラットであるのにも関わらず何度か沈してしまいました。一度沈をしてしまうと悪循環に陥ってしまい、一人でも多く追い抜きたいという思いに反して前を行く人達に離されていきました。最後まで状況を改善できないまま、ゴールがクローズする直前でやっと滑り込むという惨憺たる結果となりました。

 

2レース目 風速:max10m/s 他は変わらず

第1レースの途中で時計が壊れてしまったため正確な時間は分かりませんが、体感で30分ほどの延期の後に第2レースが行われました。第2レースはスタートで第1線に近い位置で切りましたが、スタート直後のブロウラインを見逃してしまったことで沈してしまいました。その後は1レース目よりも風の振れを意識したレース運びができましたが、上ブイが非常に遠く、ブロウラインに入る度に少しずつ下らないといけなかったことも相まって、上ブイへのアプローチが上手く行きませんでした。結局クローズには間に合わず、2上の回航直前でブイが回収されてしまい、DNFになってしまいました。ゴールラインを切ることが出来なかったのは恐らく1年生の学連以来だったので、自分の実力のなさを痛感する結果となりました。

 

 

去年の学連の時に漸くレースらしいことが出来たため、今回の九山大会では学連の時に負けた部員に勝とうと思ってレースに臨みましたが、理想通りに上手くことは運びませんでした。次のシーガルカップまであまり時間は残されていませんが、今回の悔しさとレース中の反省点を基に精進したいと思います。