市民県民大会レースレポート


今回は4年になって初めてのレース。役職がなくて迎えるレースは久しぶりなのでかなり気持ちは楽であった。学連を一月後に控えているため、レースを通して後輩の指導を行おうと考えていた。


当日朝

現地に到着すると予報通りのド微風。緩めにセッティング、しようと思ったら1バテンが存在しない。久々に自分の道具を出したとはいえ、流石にこれは誰かの仕業。リタイアも考えたが、ヤスさんにいけると言われてそのまま出艇。セイル面積が小さくなったため風が上手く掴めず艇速が出ない。ド微風なのもあり、レース海域にたどり着くのにもかなり時間がかかった。


1レース目

1年生と一緒にスタート前の動きを確認。スタートラインを認識できていない子もいたので二人でスタートをきりなおす。当日の朝レースについて確認したと聞いていたが、なかなか理解は難しいようだった。やはりもっと前から話をしていかなければならなかったと反省。1バテンの影響で艇速が1年生よりも出なかったが、そよ風ブローとパンピングで出遅れをある程度リカバリー。アプローチは上手くいかなかった。1バテン無しによる艇速減少によって、普段と同じ感覚でアプローチしたら足りなかった。下りは中々いい漕ぎができたのではないかなと思う。他の人との差を広げられたと思う。2上回航し、半分ほど下ったところでdnf 


2レース目

上級生とのスタート練習。まだまだ攻められない子が多い。普段のスタート練から、どの時間帯にどこにいたいか明確に考えて行う必要があると感じた。第1線本部艇横からスタート。パンピングするも艇速が出ずズルズル順位を落としていく。1レース目よりも風が落ち、若干ふれたこともあり風をよむのが難しいレースだった。自分が間違ったコース取りをしていることは気づいていたが、ふれることを期待し、尚且つ他の人と違うことをしなければ勝てないと思い信じたコースを進み抜いた。結果1上アプローチで数人まくれたが上位層からは置いていかれた。下りは1レース目同様よかったが、1下回航で完全な無風となりノーレース。


総括

今回のレースは後輩のために費やそうと考えていたが、レース中に何かを教えることは難しいなと感じた。普段の練習からちゃんと乗って教えなければならないと思う。また、23年生の成長をとても感じた。スタートをきれなかった子がきれたり、3年生に勝つ2年生がいたりと、個人個人のレベルアップはしているのだなと思った。学連も頑張って結果を残してもらいたい。