レースレポート
5見せ完引き、26指2本半

1R目 Av.2m/s Max3m/s
スタートは下有利。スタート1分前からアウターの方へ流れ、下よりからスタートを切り、すぐタックを切りポートで伸ばしていった。微風レースではやはりスタート時に艇団からいかに早く抜けるかが最初の勝負のポイントだと感じた。上位陣はかなりダイナミックな漕ぎで艇速を稼ぎ抜けていた。スタート練で、艇速0からの加速を重点的に練習していく。
このレースでは、ポートを伸ばしすぎて、風のフレを掴みきれなかった。シフティの時は細かくタックを切って有利なサイドで上っていかなければならない。下りで何人かは捲ったものの結果は18位。よくないレースだった。
多少うねりが入ってきた中で下りで大きくこげるようになったのは少し自信につながった。

2R目 1R目とほぼ同じ
スタートはフレなし。本部艇付近からスタートを切った。1R目の反省を活かし、細かくタックを切って上っていった。上位のプレイヤーのコースを真似てついていった。それでもやはり、タックを切ったタイミングがわからないことが何回かあった。どのようにレース海面を決めているのか、、いろんな人に話を聞いて、自分の頭で考えてレース海面の選択をうまくなっていきたい。付いていった上位陣にはジリジリと離され結果13位。上りのパンピングにも技術の差を感じた。要練習。新セールのパンピング時の違和感はやはり拭えなかった。

3R目 1.2R目とほぼ同じ
スタートは上有利。本部艇直近を第二線でスタートを切った。やはり上位陣についていく。最後のアプローチに関しては、自分のスタボの上り角度に自信が持てなかったため、少し多めに伸ばしてアプローチ。上ブイギリギリ、、ということはなかったが、やはり競ってる相手には上回航で詰められる、抜かれることが多かった。2下回航では前の三人がぶつかりかけごちゃついてる間に下ブイとその三人との間にわずかにスペースが空いたので、大まわりせずそのスペースに突っ込んだ。結果、三人のうち二人をそこで抜くことができた。勝負をかけるポイントで順位を上げることができたのは一つの収穫だと思う。結果は13位。

4R目 1.2.3R目とほぼ同じ
スタートは上有利。3レース目とほとんど同じコンディションだった。しかし、このレースは体力的にかなりしんどく、パンピングを続けることができなかった。上ブイが遠く、ジリジリと離され順位を落とした。下りで捲っても、2上ではまた抜かれることがあったので、このレースに関しての上りは最悪だったと思う。2上を目指してポートで上ってる時は知らず知らずに角度がかなり落ちていた。アプローチの時に初めて、自分より後ろにいた人に抜かれていたことで気づいた。周りから孤立して上る時は、常に自分の上り角度に最大限の注意を払うようにしていかなければならない。結果15位。下りの漕ぎはサボることはなかった。

全レースを通して感じたことは、やはり、風のフレに合わせてタックを切ることの重要性である。まだ自分の判断で細かくタックを切る自信は持てなかった。レースにたくさん参加して、上手い人のコース取りを真似て、自分なりにコース選択ができるようになりたい。普段の練習では今までに増してしっかりと海面を読むようにする。


2日目は合同練習。
スタート練とラウンディングをした。
練習、ということもあってレース本番よりも積極的にスタートラインを攻めることができ、楽しくもとてもためになる練習だった。スタート練は長大の環境でも十分できる練習だと思うので、これからどんどん取り入れて行きたい。そのためにも、後輩やマネさんにウインドのレースのことをもっと教えてあげなければならない。さらにそのためには、僕自身がもっとレースに詳しくなる必要がある。今後も積極的にレースに参加しようと思った。最後のラウンディングでは5位をとることができ、とても嬉しかった。

レースも飲み会も練習もなにもかも楽しい遠征だった。他大との交流をも徐々に深めていくことができてるのでは、と思ってます。今回の遠征で得た多くのことをしっかりと部員にフィードバックしていきたい。来週の学連に向け、モチベーションを押し上げることのできたいい遠征だった。