シーガル杯 レースレポート(エキスパートクラス)   2年 後藤純寛
風速:1〜4m/s、風向:シフティ
セッティング:26指3本、5見せ完引き

5月28日(土)に福間の海岸でレースがあったので、3レース分報告をさせていただきます。

まずは1レース目。学連以来のレースということや、国体クラスの選手が出場されるということもあって、非常に緊張していたため、スタートでとても出遅れてしまいました。なんとか挽回しようとスタボーでパンピングをしつつ距離を稼ぎましたが、ポートに切り替え右海面に戻ろうとした時に下りの集団と出会ってしまい、大幅に時間をロスしてしまいました。また、一上のブイのアプローチ時に焦りのため沈してしまい、結局1レース目は一周することしか出来ませんでした。

2レース目。1レース目の反省を生かして、先頭の集団と付かず離れずの位置からスタートを切りました。先頭集団がスタボーで左海面の方へ向かっていたので、スタートをしてしばらくしてからポートに切り替え、右海面から上りました。それが功を奏して、一上の時点では中位層の少し後ろに付くことができていました。その後も特にミスをすることはなく、パンピングをしつつ疲れたらハーネスをかけて二上まで回航しました。しかし、二下の漕ぎでミスをして何度かセールを落としてしまったため、中位層に引き離され順位も伸びませんでした。

そして3レース目。基本的な戦略は2レース目と変えずに臨みました。一上までは、途中で偶然ブローを捉えることができたこともあり、3レースの中では一番いい位置で回航することができました。下りも途中までは守屋さんの後ろについて行っていましたが、風向が変わったことに気付かずに距離を離され、最終的にdnfになってしまいました。

全体的に前回の学連の試合よりはマシな感触でしたが、dnfがついてしまうと順位が全く伸びず、結果は学連とそう変わらないものとなってしまいました。学連では悔しい思いをしたので、今回は一矢報いようと思っていましたが、技術面で粗が目立ち差をつけられる結果となりました。特に風向やブローの位置を正確に把握する技術は、他の選手に比べて数段劣っていると感じたので、改善する必要性を感じました。また、学連のときに課題であると感じていた上りの角度や、回航の精度、艇速やパンピングはまだ他の人と戦えるレベルにないので、今後の練習で磨かなければならないと思いました。

今年は幹部学年として、下の学年を引っ張りつつ成果も残さなければならないと思っているので、学連や九山では良い報告ができるよう努力して参りますので、よろしくお願いします。