7/1 BUZZカップ@大分 住吉浜

 今回ブログを担当させていただく2年の高田です。よろしくお願いします。長崎では正規練が行われている中私は先輩方とBUZZカップに参加することを決めました。最近は雨が続いたりしたこともあって、ウィンドに乗ること自体が2週間ぶりくらいだったので正直不安が多かったです。大会の前日から前乗りし、大分大学の練習に一緒に参加させていただく形となりました。

 朝8:30に集合し艇を積みこんでいざ出発。3時間ちょっとくらい先輩たちに運転してもらい、昼頃から1時ごろに住吉浜付近に到着しました。お昼は私のチョイスでうどん屋になり、腹ごしらえをしました。とても美味しかったです。


 お腹いっぱいになったところで、住吉浜に向い艇を下ろし、さっそく練習へ参加。大分大学以外にも、宮崎大学、鹿児島大学なども練習に参加していました。久しぶりに他大の二年生に会えて嬉しかったです。練習の内容は、スタート練とブイを一周回ることの繰り返しでした。なかなか目標としている人について行けず、悔しかったです。でも夜ご飯の焼き鳥が待っていることと、上手くなりたい気持ちで必死に練習しました。しかし日頃の練習の足りなさと同時に次の日の大会への不安も大きくなった練習でした。

 

練習を終えた後は艇を片付け、海さんのおばあちゃんのお家へお世話になることになりました。とても元気で素敵なおばあちゃんに迎えられ、お世話になったお家はとても懐かしい気持ちになりました。荷物を置き、お布団の準備をしてから夜ご飯の焼き鳥屋さんへ歩いて向かいました。夕方の外はとても夏の匂いがしました。どこからかおはやしの音が聞こえてきて、昔夏祭りにみんなで向かうような感覚になりました。到着した焼き鳥屋さんは、びっくりするくらい美味しかったです!!!!!!!!本当にありがとうございました!!!

 お腹もいっぱいになったところで、お家に戻りゆっくりとお風呂に入らせていただきました。お風呂には青色の照明がついていて、とてもおもろしかったです。笑 お家に帰ってきてからも、海さんのおばあちゃんは美味しいたこやお漬物などたくさん振舞ってくださいました。先輩方は日本酒を美味しそうに飲んでいて、いつか私も日本酒の味がわかるような人になりたいと思いました。お酒があまり飲めない私に特別に作っていただいた抹茶がとっても美味しくて!!!

すぐに飲んでしましいました。

 至れり尽くせりでたくさんおもてなしをしてもらい、その日の練習の疲れも吹っ飛び、明日の大会を絶対に頑張ろうと強く思えました。その夜はクーラーの効いた涼しい部屋で就寝。私は夜は地震で揺れて一瞬目が覚めてしまいました。(みずきさんと海さんが寝言を言っていたりと面白かったです。笑)

 

 次の日は朝6:00に起床。お布団をたたみ一階に降りると、海さんのおばあちゃんが朝ごはんを作ってくださっていました!!!こんなに美味しくてきちんとした朝ごはんを食べるのはいつぶりだろう、、と感謝でいっぱいでご飯もペロリと食べてしまいました。お昼にどうぞといただいたコーンを持って、練習へ向かいました。外まで手を振り見送って下さるおばあちゃんがとてもかわいかったです!!本当におせわになりっぱなしでした!!ありがとうございました!!

 さあ!いよいよ大会当日です!私は正直緊張で口数が減り、密かに胃の痛みとたたかっていました。予報通り朝は風が全くなく、静かな海。受付を済ませ、開会式を終え、急いでセッテング、着替えを済ませ、風が上がるのを待つことに。その間も緊張が止まらず、、、。フォーーン!!といよいよ出艇の合図がなりいざ沖へ。風はハーネスがかかるくらいまで上がりました。最近やっとスタート前にランニングの状態でみんなと同じように下ったり上ったりしながら待つことができるようになり、時計を見る余裕も出てきました。いつも目標としている子の付近を離れず、ついていきました。ここまできたらやるしかないと、時計を見ながらドキドキドキ、、。スタートの合図が出ていざスタート!!!!できるだけに離されないよう、必死にパンピングでついていきました。しかし、私の今の最大の課題である上り角度の甘さが原因となりだんだん差が広がっていってしまいました。置いてかれた~と一瞬折れそうになった心を奮い立たせて、必死に1上を回航し下りへ。下りは必死に漕ぎました。前にいた人に追いつき、追い越し、下ブイを回航し二週目へ。目標としていた子を完全に見失ってしまい自分で登っているのかわからず、ボロボロでした。でもなんとかゴールし順位をつけることができました、、、。午前はこの1レースだけでハーバーバック。午前のレースの反省をしながら唐揚げ弁当を食べました。私たちがご飯を食べてる間、ビーチスタート形式でビギナーレースも行われており、他の大学が自分たちの一年生を応援して盛り上がっているのをみて、来年は一年生も誘って、ああやって応援できたら楽しいだろうな~と思いました。みんないろんな方向に行ったり、流されたりしているビギナーレースをみてなんだか懐かしくなりました。

 そして、午後からのレースの合図。出艇申告をして沖へ。風は午前よりもっと上がり、沖ではうねりがすごい状態。ほかの人たちはなんなく乗りこなすのでそんなの言い訳にはならないと必死にメンタルが折れないよう持ちこたえました。午前の反省を生かし、上り角度を意識しながら目標の子について行く。1上までうまくいった!!と思ったのはつかのま、2上で波に押されうまくアプローチができず、さっきはあんなにうまくいったのに!!と焦ってしまいフォームはぐちゃぐちゃ。何度もなんどもタックを切っている間に、目標の子には置いていかれ、、、。レースも終わり、ハーバーバックしているのが見え、とっても悔しかったです。どうしようもなく浜に帰ると先輩たちに迎えられ、折れそうな心をどうにかこうにか保つのに必死でした。今回のレースも課題が多く見つかり、まだ足りない部分が多く、悔しい結果でした。でも参加したことは無駄ではないし、これをバネにまた練習に励めばいいわけで、遠征に来てよかったと思えました。艇を、いつもありがとうという気持ちを込めながら片付けて、閉会式に参加。

 帰りは温泉にゆっくりつかって、癒されました。私はこの遠征おわりの温泉が大好きです。それは頑張った遠征ほど、さらに癒されるわけで、今回もいろいろ思うことはありましたが、とっても気持ちよかったです。そして、何と言っても夜ご飯の天丼は格別でした。

 今回は人数も少なく、最初は少し寂しいかなーっとも思いましたが、全然楽しかったです。来年もぜひ参加したいです。長くなりましたが最後に今回BUZZカップを主催してくださった住吉浜の方々、練習に参加させていただいた大分大学をはじめ、ほかの大学の方々、そして本当にお世話になった海さんのおばあちゃん、運転してくださったドライバーの先輩、今回この遠征に行こうといってくださった先輩方ありがとうございました。吸収したことを忘れないうちに早く練習で活かしたいです。長くなりましたが、読んでいただきありがとうございました。高田